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石門古戰場
清朝末期に長い間国勢不振のため、隣国日本が台湾を侵略することを画策し、「沖縄漁民が殺された」ことを侵略の口実に、1874年(清同治13年)屏東車城に強行上陸して、そのまま石門牡丹社と高士佛社まで攻め込み、当時の排湾族と激戦を行ないました。排湾族は敗戦し残念な結果となりました。山風と強烈な日差しを受けながら、危険な小道を歩くには、少し慎重さが必要です。頂上に登ったら、「澄清海宇,還我河山(海宇を清らかにして、わが山河を取り戻す)」と書いてある記念碑が見えます。それは当時の犠牲者の勇敢さを記念するものです。記念碑上の文字を読むと、その時の戦争の激しさを思い出して、悲しい気持ちになります。しかし歴史の記憶から離れると、ここの景色はこんなに美しいのです。